バイヤーの条件
大学生に将来は何をしたいかと聞くと
店長になりたい、バイヤーになりたいと答える人が圧倒的に多い。
小売業では店長、バイヤーが一つの目標の姿と言える。
ではバイヤーの条件とはなんであろうか。
多くのバイヤーは自分で独立して商売をしようとは考えていない。
自分で商売をして、今以上の生活をできるべく、
利益を上げられる人は決して多くはない。
しかし、スーパーマーケットやドラッグストアでは
バイヤーとして好成績を上げている社員が多い。
だから面白い。
企業だから、いろいろな人が別々の仕事をしている。
それぞれの仕事が、分業の仕組みがシステマチックに動き
会社の目標を実現していっている。
バイヤーの条件の一番目は人間性
自分以外のすべての人から協力してもらえる人でなければ
バイヤーになれません。
人と協調でき、社交性があり自分(企業)のために努力
できる素直な人間性。それを理解し応援してくれる
上司、部下、取引先から協力してくれる人。
二番目は信頼性
これは人間性とも共通するが、会社を代表して仕入を
行っている。年間に何億、何十億という仕入を任されているので、
会社から、また取引先から信頼される人柄が大切である。
同時に上司にも部下からにも「あの人なら安心、心配ない。」
という信頼感が大事。
三番目に判断力
モノの良し悪し、時期・タイミング、価格など、色々な判断を
しなければならない。評価能力・予測能力・決断力こういったことが
判断力と言える。
四番目が交渉力
会社を代表して商品を仕入れています。
よりよいものを、より安くお客様のために仕入れるためには
交渉力が必要です。
会社の方針の上、相手を説得することも出てきますし、
協力願うことも出てきます。
協力ばかりお願いしていると、そっぽを向かれますし
(表面上は言いませんが)、
協力をお願いしないのも交渉力があるとはいえません。
五番目は情報収集能力
自分の力だけでは、情報不足です。
店の声を正しく、できるだけ多く収集する、
産地、メーカー情報、マーケット市場や社会的な情報
をできるだけ多く集めることが必要です。
次はこれを分析できる能力、これが大事です。
相手はただ売ることだけで偏ったり、誤った情報を出してくることも
あります。取捨選択できる能力が要求されます。
バイヤーは単に安く買えばいいという仕入れ係ではありません。
会社の代表者でとして、お客様のために仕入している意識
をもって人間性を磨いていくことがバイヤーの条件になります。
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